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レーシック 手術の事例

眼に関するなんらかのトラブルや悩みを持っていらっしゃる方は、いきなり屈折矯正手術を受けようかどうしようか、などと大きな問題として考えるのではなく、一度視力検査に訪れてみてください。正しいデータを出した上で、屈折矯正手術が適しているかどうかを判断することができます。
また、この視力検査には健康保険が効きますので、気軽に受けることができます。屈折矯正手術は、眼鏡やコンタクトレンズをしていても視力を矯正できない方々にはもちろん、体質的にコンタクトレンズが使えない方にもおすすめします。
また、手術が必要ない程度の視力があっても、競馬の騎手などの近視では採用してもらえない職業を希望している方、柔道やレスリング、相撲、バレーボールなど、眼鏡やコンタクトレンズを使用していては危険を伴うスポーツをされている方なども、屈折矯正手術の検討をされてみてもいいでしょう。さらにゴルフなどよい視力が直接スコアに響いてしまうスポーツをされている方などにも向いていると思います。
では、ここで屈折矯正手術が必要である、あるいは有効であると考えられるケースを詳しく紹介しておきましょう。左右の屈折度が多少違っていることは珍しいことではありません。
屈折度がかなり違ってくると、さまざまな障害が起こります。左右の屈折度が著しく違う状態にある眼を不同視と呼びます。

不同視には、近視(あるいは遠視・乱視)である左右の視力にかなりの差がある同種不同視と、片眼が近視でもう片眼が遠視である、というような異種不同視があります。人間の眼は左右の視力が揃っていないと、よく見えている方の眼だけで見るようにできています。
その結果、悪い方の眼は使われない状態になり、症状がさらにひどくなると弱視になってしまいます。不同視である方は、眼鏡での矯正は不可能です。
眼鏡をかけていても、近視の強い方の像がより小さく見えるので、左右の網膜に映る像の大きさが違って見えて、不等像性眼精疲労を起こします。不等像性眼精疲労とは、左右の網膜に写る像の大きさの違いを、脳が処理しきれないために起こるもの。
ですから不同視の人が完全矯正の眼鏡をしていると、くらくらして1時間もかけていられなくなります。眼鏡がかけられないので、コンタクトレンズを使うことになりますが、体質的にコンタクトレンズを受けつけない方もいます。
そのような人は、近視の強い方の眼は、低矯正の状態の眼鏡をかけているでしょう。屈折矯正手術を受けてほしいのは、まさにこういう方です。
コンタクトレンズを使える方でも、手術による改善策が必要になります。近視には眼軸が異常に長くなった軸性近視と、眼軸は正常でも、角膜や水晶体の屈折力が異常に強くなった屈折性近視に大別できます。
強度・最強度にまで達する近視は、ほとんどが軸性といっていいでしょう。近視を矯正するためには、光を屈折して広げる凹レンズを用います。
この光を屈折する程度は、マイナス・ジオプトリー(D)で表します。ジオプトリーはメートルで表した焦点距離の逆数で、たとえば50センチなら1/2メートルですから2Dに、10センチなら10Dとなります。
凹レンズの場合はマイナス、凸レンズではプラスを付けて区別します。強度近視はマイナス6D以上、最強度近視はマイナス10D以上のレンズを使わなければなりません。
マイナス6Dの強度近視を超えると、さまざまな合併症が起こるという心配をしなければいけません。いちばん多いのは、度の強い眼鏡では頭がクラクラしてかけていられなくなり、強い頭痛がするなどの症状が現れることです。
また、低矯正の眼鏡を使用しているために、弱視になる可能性があることも考えられます。合併症を引き起こさないためにも、また、正常な視野を獲得するためにも、レーシックは有効な矯正手段となります。

レーシック手術では、レーザーで角膜表面の中心をフラットになるように切除します。これにより角膜の屈折率が弱まり、少なくとも薄いレンズの眼鏡で正常な視力を獲得できるようになるのです。
本来、角膜の表面はきれいな球面ですが、乱視の場合は球面をなしておらず、光が散乱してしまいます。同じ太さの縦横の線が、縦ははっきり見えるのに横線はぼやけて見えたり、遠くにあるものがだぶって見えたりします。
乱視は正乱視と不正乱視に大別できます。正乱視は、角膜が垂直(直乱視)、水平(倒乱視)、斜め(斜乱視)のどちらかの軸方向に押されて楕円体になっており、表面は規則的な球面をなします。
角膜が卵を横にしたような形になっている直乱視は、軽いものであれば問題ありません。強度になると、眼精疲労だけでなく、弱視へつながることも考えられますので注意しなければいけません。
直乱視とは逆に、卵を縦にしたような形になっている倒乱視は、ものが横方向にぶれて見えるもの。そのために肩こりや頭痛などの症状が現れます。
倒乱視の場合は、1D以下であっても矯正が必要になります。純粋な直乱視、倒乱視は少なく、ほとんどが斜めに傾いている斜乱視です。
同じ斜乱視でも、傾きの角度が倒乱視に近くなると眼精疲労が強くなり、視力を落とす原囚にもなりますから注意してください。不正乱視は角膜が凸凹状になっているもので、不規則な屈折状態にあります。

正乱視に比べると、不正乱視は大変少ないものです。不正乱視は矯正が困難で、現時点では、ハードコンタクトが補助的に使われている程度のやっかいなものです。

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